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相転移ワンルーム

見かたを変える、練習帳

ゲンゴロウ、絶滅!!



昆虫に関する前の記事を書いた後、衝撃的なニュースが入ってまいりました。

かつて滋賀県内のため池や水田に数多く生息していた水生昆虫のゲンゴロウが、県がまとめた「レッドデータブック」の最新版で「絶滅種」とされた。県内では1990年代に確認されたのが最後という。専門家は、池の護岸整備や外来種による捕食など生息環境が悪化したのが原因としている。 ゲンゴロウは、コウチュウ目ゲンゴロウ科で、体長4センチ前後。水草の豊富な池沼や湿地に生息する。2015年版のレッドデータブックによると、ため池の管理放棄や護岸工事で産卵場所となる水草が減ったことや、アメリカザリガニなどによる捕食が要因としている。幼虫のときに生息する水田で餌となるオタマジャクシなどが減っているのも影響しているという。
続き京都新聞

前の記事にも書いたのですが、僕は水生昆虫が大好きで、特にタガメやタイコウチなどの半翅目(カメムシの仲間)にぐっと来てしまうタイプなのですが、甲虫(カブトムシの仲間)であるゲンゴロウももちろん大好きなんです。

子どものころは、何となくタガメの方が希少種と思っていて、それゆえにゲンゴロウよりタガメにグッと来ていたもんです。

しかし、確かに以前(15年ほど前)、兵庫県の某所へタガメを探しに行った際、幸運にも野生のタガメを初めて目にすることが出来、感動で足が震えたもんですが、ゲンゴロウを見ることはなかったんですよね。

しかも滋賀県で絶滅というのが個人的には大ショックです。

僕は関西圏に住んでて、以前から、水生昆虫を探しに滋賀をウロウロするんですが、それは滋賀には棚田の広がる地域がある事と、だいぶん昔のNHK特集で滋賀にたくさんタガメのいる様子が放送されていたからでした。

結局今まで、それほど本腰入れて探してなかったこともあり、タガメもゲンゴロウも見つけることはできませんでした。。。

とっくに絶滅してたのかもしれませんね。。。

ちなみに滋賀県ではタガメも絶滅危惧種に指定されています。


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