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相転移ワンルーム

見かたを変える、練習帳

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すんごく大きい海綿体、見つかる。


膨大な多様性を持つ海綿動物ですが、このほどハワイ沖にて、巨大かつやや閲覧注意な灰白色のモンスターが見つかった模様。

すごく・・・おおきいです。。。

NOAAの科学者、ダニエル・ワグナー氏らが海洋生物の多様性に関する専門誌の最新号で報告したところによると、同氏や生物学者らのチームは、遠隔操作の装置で海底を調べている時にこの生物を見つけ、船の上から映像を通して形を把握。その大きさから、海綿動物の一種と判断した。
ワグナー氏はCNNに「映像を見た専門家はほとんど、見たことがない種類だと口をそろえた」と話す。
長さ3.5メートル、高さ2メートル、幅1.5メートル以上あり、これまで最大とされていたものは1887年にカナダ西岸沖で見つかった海綿で、長さ3.4メートル、高さ1メートル余り、幅は50センチほどということなので、間違いなく発見されたものの中では世界最大の海綿と言える。

これだけ大きいだけあって、年齢も推測だが数百歳に達している可能性があるという。

いくら巨大とは言え、「こんなん海中で出会ったら腰抜かすわ!!」となるには今一つキモイ度というか異形度に欠ける感じがしてイケそうでイケないのは僕の嗜好の方に問題があるのでしょうか?

強烈なインパクトや衝撃ってんじゃないけれども、海中に漂う死人のような灰白色の肌を持つ不定形の生物、ってまるで
古き者どもっつーか、深き者どもっつーか、なんだかじんわりひんやりクルもんがありますな。

夢見るままに待ちいたり。ってことでしょうか。

それと、前回の投稿でグレッグ・イーガンについて書いたので、ついでながら付け加えますと、この海綿動物、イーガンの「ディアスポラ」に出て来る「ワンの絨毯」という生物を思い起こさせる造形をしています。

ワンの絨毯というのは、簡単に言いますと、見た目は恐ろしく入り組んで畳み込まれたシート状の異星生物なんですが、それが分子を獲得して成長する過程そのものが万能チューリングマシンとして機能していて、成長=計算と見做すことが出来、実際その計算はある種の電脳世界を内部で走らせていて、その仮想現実の中には知的生物がすんでいる、というようなけったいな生き物。
あんまりよくわかってないから微妙に間違ってるかもだけど、大筋ではそんな感じだった。

そこまでけったいな生き物がこの地球上で見つかる確率は限りなく低いでしょうが、今後も特に深海底において、いろいろな未発見の生物が見つかるのは間違いなく、そう考えると地球もまだまだ捨てたもんではないですな。。


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